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<<前回のお話 1年以上も放置してしまったロンドン留学記。 まだまだ先は長いので、少しは進めておかないと。。。 お話は、ようやく語学学校の初日を終えて 1週間の滞在先を確保したところまで。 さて、これからどうなりますことやら。 ::::::::::::::::::::::::::::::: 語学学校2日目。火曜日。 1週間で、学校に手配してもらったお宿を出る事に決めたので この日から早速、次の家探しが始まる。 そもそも、その語学学校に決めたのは ロンドンの中心地、日本人がたくさんいそうで情報収集が日本語でできそうだから、という あまり感心しない理由から。 しかし、予想どおり日本人はもう〜うじゃうじゃとおりまする。 まずは、同じクラスの日本人達に声をかけてみる。 「住む所探しているの。何か情報あったら教えて。」 海外に出た時の日本人の結束たらハンパなく 早々に同じ日に入学した雅美さん(仮名:確か少し年上だった)から情報が。 「ロンドン在住の日本人女性の知り合いがいるのだけど 一軒家を何人かでシェアしていて、もうすぐ一人出ていくみたいよ。」 うーん、ナイスタイミング。 すぐに雅美さんが連絡をとってくれて 日本人独身女性、洋子さんのおうちに住むことになった。 家賃と場所を聞いたくらいで 部屋も見ずに決めてしまった。 そんな良い話は他にないように思えたので。 それよりもすごいのは、 会わずに自分の家の一部屋を貸す決断をする洋子さんの方で。 多分、雅美さんの人望のなせる技なのだと思うのだけど。 実際、彼女はとても優しく、嘘の無い信頼のできる人だった。 ロンドンで会った日本人は みんなしっかりとして、真面目で芯のある人が多かったように思う。 当時は、留学といえばアメリカが主流で そんな中でイギリスを選んだ人は、それなりのこだわりや思い、 例え今、将来が決まっていなくても 確固たる何かを心に持っている人ばかりだった。 洋子さんはイギリスの銀行で働いていて 平日は帰りも遅いということで 週末、引越し=初顔合わせということとなった。 なんとか耐え忍んだ安ウィークリー寮?を出て またもやスーツケースを抱えて洋子さんの家へと向かう。 「Clapham Junction」という駅で降りる。 ここは、なんとテムズ川の南岸で (当時、南岸はとても治安が悪いと言われていて、日本人留学生は全く住んでいなかった) しかも、もはやロンドンの地下鉄の駅ですらない。 British Railway(国鉄)のすっかり郊外の駅で 東京で言えば埼京線で大宮あたりまで行っちゃった感じ? いや、大宮のように大きく栄えた場所じゃないし、いちおうロンドンだし、、、 中央線で日野あたりに着いた感じ? 治安は思ったより悪くない。 完全に平和な住宅街といった趣。 「A to Z」さえあればどこにでも迷わず着けるロンドンなので 教えてもらった住所のメモと照らし合わせて 簡単に洋子さんのおうちをみつけることができた。 ごくごく一般的なイギリスの一軒家。 ハリーポッターのダーズリー家を思い浮かべてもらえれば、 まさしくあんな感じ。 初めて会った洋子さんは、 いかにも外国で頑張っている女性、という雰囲気で キリリとした容姿は、厳しそうでちょっぴり怖い。 簡単なあいさつと事務的な条件の話だけで すぐに部屋へと案内される。 のだが まだ前の住人が最後の片付けをしている。 彼はインド人。 すごく頭の良さそうなインド人。 お〜!なんだかインド人の後の部屋なんて とてもイギリスチックだわ。 部屋はベッドと机、イスがあるだけの小さな部屋。 今で言うシェアハウスというやつで 住人は3人、キッチンやリビング、シャワーなどは共同。 イギリスではたいへん一般的な学生達の暮らし方。 家主は洋子さん。 当時、まだ30そこそこくらいだったと思うのだが イギリスの銀行に就職し、一軒家を持っていた(賃貸だとは思うけど)のは たいへん立派なこと。 ここまでくるのにどれだけの苦労や努力があったことか。。。 もう一人のシェアメイトは、イギリス人のサイモン。 彼は弁護士になるための勉強中。 洋子さんは平日は早朝から出勤して夜中に帰宅し 週末は疲れてずっと寝ているので ほとんど顔を合わせることがない。 そこで、暇人の私とサイモンのバトルがこれから始まることになる。 とにかくおうちが決まった! 少し荷物をほどいて早めの就寝。 おや? このシーツと布団、絶対洗ってないよね? 先程のインド人が今朝まで寝てたままだよね? そんなこと気にしてたら生きていけん。 インドの香りただようイギリスの夜は更けるのである。 次のお話>>
by keiferida
| 2014-08-02 21:42
| British
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Comments(2)
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bwrd at 2014-08-03 19:45
keiferidaさん、こんばんは!
ご無沙汰しております。 一年前のお話の続き、待っていたのですよ〜。 わくわくドキドキで、楽しく読ませてもらいました! やっとの住処引っ越しひとまず安心。 Mr.サイモンとのバトル?!何なんでしょう? keiferidaさん、意外に頼もしいんだぁ〜^^/
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keiferida at 2014-08-04 09:57
chioさん、こちらこそご無沙汰しております。
コメントありがとうございます! 留学記は、遥か彼方の記憶を呼び起こして書くので とても時間がかかってしまいなかなかすすみません(涙)。 やっと決まったこの家もあまり長く居ないので、 イギリス生活は流転の日々となります。 続きは早めにアップしたいと思いますp(^-^)q どうぞまたお付き合いくださいませ。
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